「DIN」を使った合成フォント例4選|和文と組み合わせて“プロ感”を演出!

日本語と英語を並べると、なんとなくバランスが悪い…そんな経験はありませんか?
実はその違和感、フォントの相性が原因かもしれません。
最近のデザイン現場では、和文フォントと欧文フォントを組み合わせて使う「合成フォント」が注目されています。特に、スッキリと洗練された印象を持つDINフォントは、現代的でクールな印象を与える欧文フォントとして大人気。
この記事では、和文とDINの相性抜群なおすすめ組み合わせ4パターンをご紹介します。
名刺・ロゴ・Webデザインなど、あらゆるシーンで活かせる「プロっぽい」仕上がりを目指しましょう!
DINってどんなフォント?
DIN(ディン)は、ドイツの工業規格に基づいて作られたサンセリフ体(ゴシック体)で、無駄のないシンプルで機能的なデザインが特徴です。
視認性が高く、標識やプロダクトデザインなどにも使われている、信頼感のあるフォントです。
そのミニマルな佇まいから、日本語フォントとの相性もよく、合成フォントの欧文としても非常に人気があります。
和文の持つ個性を引き立てながら、全体にスマートで洗練された印象を加えてくれます。
こぶりなゴシック + DIN

親しみやすさと洗練のバランスが絶妙
こぶりなゴシックのやわらかな印象に、DINの端正さを合わせることで、優しさの中に知的さを感じさせる組み合わせ。
ヒラギノ角ゴ + DIN

クセのない王道同士で、安心感のあるデザインに
定番のヒラギノ角ゴとDINを組み合わせれば、信頼感のあるスマートな印象に。
企業サイトや資料など、堅実でスタンダードな場面にぴったりです。
見出しゴ + DIN

力強さ×シャープさで、メリハリの効いた表現に
見出しゴのインパクトに、DINの無駄のないフォルムが加わることで、印象的でスタイリッシュな仕上がりに。
ポスターやバナーなど、目を引きたい場面に◎
UD新ゴ + コーポレート・ロゴ + DIN

高い可読性と洗練を両立した万能ペア
読みやすさ重視のUD新ゴや、現代的なコーポレート・ロゴとDINの相性は抜群。
可読性・機能性をキープしながら、都会的な印象も演出できます。
おわりに
合成フォントを取り入れるだけで、デザインの完成度は一気に上がります。
欧文と和文、それぞれの「良さ」を引き立て合う組み合わせを見つけることで、視認性・デザイン性・印象づけのすべてがアップ!
今回紹介した組み合わせは、実際の現場でもよく使われている鉄板の組み合わせ。
ぜひ、ご自身の制作にも取り入れてみてください。
「文字の表情」で、伝わり方がぐっと変わりますよ。