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「DIN」を使った合成フォント例4選|和文と組み合わせて“プロ感”を演出!

るり
この記事を書いた人
  • 歴19年のグラフィックデザイナー
  • 9年間Web制作会社に勤務 → 独立
  • フリーランス10年目
  • 一児のワーママ
  • SNS総フォロワー1.7万人

日本語と英語を並べると、なんとなくバランスが悪い…そんな経験はありませんか?
実はその違和感、フォントの相性が原因かもしれません。

最近のデザイン現場では、和文フォントと欧文フォントを組み合わせて使う「合成フォント」が注目されています。特に、スッキリと洗練された印象を持つDINフォントは、現代的でクールな印象を与える欧文フォントとして大人気。

この記事では、和文とDINの相性抜群なおすすめ組み合わせ4パターンをご紹介します。
名刺・ロゴ・Webデザインなど、あらゆるシーンで活かせる「プロっぽい」仕上がりを目指しましょう!

DINってどんなフォント?

DIN(ディン)は、ドイツの工業規格に基づいて作られたサンセリフ体(ゴシック体)で、無駄のないシンプルで機能的なデザインが特徴です。
視認性が高く、標識やプロダクトデザインなどにも使われている、信頼感のあるフォントです。

そのミニマルな佇まいから、日本語フォントとの相性もよく、合成フォントの欧文としても非常に人気があります。
和文の持つ個性を引き立てながら、全体にスマートで洗練された印象を加えてくれます。

こぶりなゴシック + DIN

親しみやすさと洗練のバランスが絶妙
こぶりなゴシックのやわらかな印象に、DINの端正さを合わせることで、優しさの中に知的さを感じさせる組み合わせ。

ヒラギノ角ゴ + DIN

クセのない王道同士で、安心感のあるデザインに
定番のヒラギノ角ゴとDINを組み合わせれば、信頼感のあるスマートな印象に。
企業サイトや資料など、堅実でスタンダードな場面にぴったりです。

見出しゴ + DIN

力強さ×シャープさで、メリハリの効いた表現に
見出しゴのインパクトに、DINの無駄のないフォルムが加わることで、印象的でスタイリッシュな仕上がりに。
ポスターやバナーなど、目を引きたい場面に◎

UD新ゴ + コーポレート・ロゴ + DIN

高い可読性と洗練を両立した万能ペア
読みやすさ重視のUD新ゴや、現代的なコーポレート・ロゴとDINの相性は抜群。
可読性・機能性をキープしながら、都会的な印象も演出できます。

おわりに

合成フォントを取り入れるだけで、デザインの完成度は一気に上がります。
欧文と和文、それぞれの「良さ」を引き立て合う組み合わせを見つけることで、視認性・デザイン性・印象づけのすべてがアップ!

今回紹介した組み合わせは、実際の現場でもよく使われている鉄板の組み合わせ。
ぜひ、ご自身の制作にも取り入れてみてください。
「文字の表情」で、伝わり方がぐっと変わりますよ。

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ABOUT ME
るり
るり
グラフィックデザイナー
デザイン歴19年のグラフィックデザイナー。書籍や紙媒体、Webなど幅広い制作を行う会社で約9年勤務後、フリーランスに転向。現在は女性・ママ・子育て世代向けなど、信頼感のあるデザインを中心に活動中。一児の母で、自身の子育て経験を活かし保育・育児関連の案件にも携わっています。
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